雪道
毎日寒い日が続きますね
東京では降雪によって交通機関が麻痺したり
福井では豪雪によって自衛隊が派遣されたりと
今年は
雪が猛威を振るっております !!
そこで今回は、雪について纏めていきます
何故、太平洋側の人は1cmの雪で転ぶのか
ニュースを見ていて、皆さんは日本海側と太平洋側で積雪による被害の落差に驚いたことは御座いませんか ?
日本海側は豪雪によって埋もれたり、雪かきの際に事故が起きるといった記事が多く、歩行者が滑ってケガをするといった記事はあまり目にしません
その一方で、太平洋側の人は少量の雪でもよく滑って転ぶため、頻繁に記事になります
何故、太平洋では雪で滑って転ぶ人が絶えないのでしょうか ?
日本海側の人は
- 滑りにくい靴を履く
- 小さな歩幅で歩く
など、雪国ならではの知恵を持っています
...同じく雪が降るにも関わらず、太平洋側でこうした知恵が養われないのは何故なのでしょう
私は
日本海側と太平洋側の雪質の違い
が影響しているのではないかと考えています
日本海側の雪は、北海道の雪 (パウダースノー) と比較して、湿っていて重い (ぼたん雪) といった表現が頻繁になされます
湿っている雪は水分を多く含むため
- 固まりやすく溶けにくい
- 自動車や歩行者によって踏み固められると滑りやすくなる
といった特徴を持ちます
つまり日本海側は
滑りやすくて溶けにくい雪がしっかりと残るのです
人も動物なので...そのような環境で生活していると
滑るという行為に慣れます
そして、滑らないで歩く方法を
試行錯誤して見つけていくのです
その一方で、太平洋側の雪は
- 水分が少なくて軽い
- 積もらない
といった特徴を持ちます
従って
滑るという行為に慣れることが出来ません
今度、滑らない方法を試すことが出来るのは1年後です
こうしてみると...
太平洋側で滑って転ぶ人が絶えないのは
雪質の違いがもたらした副産物と言えるのかもしれませんね
日本海側の人たちは
太平洋側の人たちを理解出来ないと困惑するのではなく
是非、滑らないで歩くノウハウを教えてあげてください
貴方の小さな優しさが
太平洋側の多くの人たちの安全に繋がる可能性があるのです